一回の呼吸で約500ccの空気を吸って、吐いています。
一日約20,000回の呼吸をしています
呼吸の主役は『肺』のように思いますが、肺は ゴム風船のうに
通常は縮まったものです
横隔膜が下がり、肋骨が開くことで胸腔内が陰圧になり、
風船が膨らむように空気が肺に入ってきます
『気胸』という病気がありますが、これは胸に穴が開き
胸腔内の陰圧が保てなくなり、肺が縮んでしまい
息が出来なくなる状態です
時代劇で、処刑衆が貼り付けられて、槍突かれるシーンがあります
あれは、気胸と同様に 胸を刺して、窒息死させているのだと思います
呼吸には「外呼吸」と「内呼吸」とよばれるものがあります
外呼吸は 肺に吸った空気をから酸素をもらい、
血液中の二酸化炭素を放出します
一方、内呼吸は 酸素を受け取った血液(赤血球)が
体の隅々の細胞まで届いて、細簿に酸素を渡して、
二酸化炭素を回収してくる呼吸です
最終的には、末端の細胞で、ミトコンドリアが酸素を使ってエネルギーを
作り出すのので、酸素が欠乏すると エネルギー不足になり
細胞は活動できなくなり、最終的には壊死してしまいます
脳は、全体の1/4の酸素を消費すると言われていて、
酸欠に陥りやすいのです
肩こりが酷くて 脳に行く血流が低下したり、低酸素状況(高山病)で
頭痛がしやすくなします
ですから、頭痛体操、肩こり体操などの運動はなるべきこまめに
やれば それだけ 効果的です
「体操してますか?」と尋ねると
「忙しくて、一日一回ぐらい・・・・」とのお返事が多いですが
是非、なるべくこまめに 酸素供給してあげてくださいね
月曜日は、呼吸をテーマにお話をしていきますね
それでは今日も元気で行ってらっしゃい
ウエルネスをデザインしましょう!