朝 頭痛で学校にいけない!起立性調節障害とは

最近増えている?『起立性調節障害』

朝、頭痛・めまいで学校にいけない!そんな中学生・高校生いませんか?昨年のコロナ自粛以降、学校を休みがちな子供が増えています。怠けているだけ!と決めつける前に、『起立性調節障害」かチェックしてくだいさい。

こんにちは!

山梨県甲斐市のウエラボ頭痛整体院 木村友浩です『薬の効かないつらい頭痛を3ヵ月で改善する』頭痛体質改善法・セロトニン活性化プログラムで根本解決を実践中です。

1.起立性調節障害とは

はじめに、次の項目をチェックしてみましょう

□ 立ちくらみやめまい

□ 起立時の気分不良や失神

□ 動機や息切

□ 立ちくらみやめまい

□ 朝起きられず、午前中に調子が悪い

□ 顔色が青白い

□ 全身に倦怠感がある

□ 食欲不振がある

□ 頭痛がある

□ 乗り物酔いをしやすい

□ 夜になかなか寝付けない

□ イライラ感や集中力の低下

いかがでしたか?3つ以上当てはまるなら ODがの可能性があります 。朝、昼、夕方 1日3回 血圧を数日間測定してみましょう。このような症状は、「自律神経のバランスが崩れる」ことが原因と考えられます。

通常は自律神経が働き、脚の血管を収縮させることで血圧を上げ、上半身にも十分な血液が流れます。

上半身の血流が不足してしまう

ところが、コロナ以降、外出も制限され、でストレス、不規則な生活、運動不足やスマホゲームなどが原因で自律神経のバランスが崩れています。

すると、脚の血管が十分に収縮しないため、血圧が十分に上がらず、上半身の血流が不足してしまいます。このため、朝起き上がることができなくなってしまいます。

このような病気を起立性調節障害といいます。症状は1日中続くとは限りません。午後から夕方になると元気になるため、『さぼり』と思われやることもよくあります。

中学生、高校生は、思春期のホルモンバランス急激な変化やストレスで、起立性調節障害になりやすいといわれています。例えば、アイドルグループで活動する吉田美優さんは小学6年生のとき突然、朝起きるのが辛くなったそうです。

起きたいという気持ちはあっても、吐き気や動悸がひどく起きられない、無理やり立ち上がると、今度はめまいや頭痛など学校を休んで午後になると、症状は落ち着き元気になったそうです

美優さんの例でもわかるように、午後になると元気になるので、『怠けている!』と親に怒られたり、遅刻して午後から学校に行って、嫌な思いをするとさらにストレスが溜まるという悪循環になります。

3.起立性調節障害への対処方法

1)『起立性調節障害』であることを認めてあげる

・学校に行きたくないんじゃない?!・怠け病でしょう・・・・

起立性調節障害がないご両親はお子さんを叱り、無理やり学校にいかせがち。約10%の子供たちがこうした症状で悩んでいます。まずは、ご両親が一番の理解者であることが大事です。おうちは安心という意識が定着すれば、症状緩和対策の効果もあがりやすくなります。

2)血流改善が低血圧改善

血圧が低いため、心臓より上位にある脳へ血液が届きにくい状態になっています。これを改善する方法をご紹介します

食生活の注意点

  • 水分を十分に摂取して脱水を防ぐ。

血圧が低いと、脳への血液循環が悪くなり、脳血貧血状態になります。一定の血圧を維持するには 水分補給が必要です。起床時にはコップ2杯、1日1.5リットル以上のお水を飲みましょう! ※美優さんも500mlしか飲んでいなかったと言われています

  • 炭水化物や糖分をとった後には血圧が下がり(食後低血圧)やすくなりる。

午前中は脱水気味で血圧が下がりやすいので、朝ご飯はパンやごはんなど炭水化物は 控えて、ソーセージ、ベーコン、卵料理、ひもの、納豆などで栄養と塩分をとりましょう

  • 塩分を多くとると血圧は高くなります。Mgの補給も忘れずに!

塩分を適度にとることで、血液量を維持しやすくなります。味噌汁やスープは水分と塩分が一緒にとれる点が優れていますが、身体が熱くなると 血圧が下がるので、少し冷まして飲むとよいでしょう。

ただ、塩分を取りすぎると細胞内Caが増えて痛みや痙攣などでやすくなります。それを防ぐためにMgの補給をしておきましょう。Mgはストレス耐性も高めてくれます

日常生活の注意点

ベッドから起きる時は2~3分腰かけてからゆっくり立ち上がりましょうトイレでいきんだ後は一時的に血圧が下がります。男性も洋式トイレに腰かけて排尿し、排尿・排便後は座ったまま1~2分休んでから立ち上がりましょう

日中休憩する時はソファなどで座って休みましょう。横になってばかりいると起立性低血圧が悪化したり、自律神経障害のある方は横になると逆に高血圧になり(臥位高血圧)、心不全や動脈硬化の原因にもなります。

寝る時にベッドの脚の下にブロックなどを入れて頭が10度程度高くなるようにすると血圧を上げるホルモンが分泌されて日中の起立性低血圧が改善します。これにより夜間の臥位高血圧も改善します。

暑い環境では血管が拡張し、血圧が下がります。夏は冷房で部屋を涼しくして下さい。血管が拡張して血圧が下がるので長湯を避けましょう。

ウォーキング(足踏み運動)

特に下半身に行った血液を戻してくるには血管を収縮させて、筋肉のポンプ作用が必要です。ポンプを働かせるため、歩くことが効果的。特に、朝ウォーキングは 目に光を入れ、セロトニンスイッチを入れるためにも有用です。

めまいがひどいときは 部屋の中で捉まり立ちで足踏みをするだけでもよいでしょう。部屋のカーテンは開けて、朝日を取り入れましょう!

血圧をあげる食材

チーズのチラミン、コーヒーのカフェインは血管を収縮する作用があるため、血圧をあげ、症状を改善する可能性があります。ただし、片頭痛のある方は誘発しやすいので注意してください

着圧ソックス

足に行った血流を戻しやすくする方法として、着圧(弾性)ソックスを利用するのも有効です。脚に血液が溜まるのを防いで、起立時の低血圧を改善させます。また、ウォーキングや足踏み体操などふくらはぎの筋肉を鍛えることで症状の改善が期待できますので、めまいに気を付けて、運動を心掛けましょう。ただし、運動直後は血圧が低下(運動後低血圧)しやすいので注意が必要です

3.炎症抑制

長引く痛みは炎症が起きえています。炎症を抑えるため生活も効果的です

脂肪酸バランスを整える

食事をするときに、油の質が重要です。サラダ油などオメガ6系の油は炎症を促進、亜麻仁油、えごま油などオメガ3系油は炎症を抑制します。オメガ6を控えて、オメガ3やお魚を積極的に毎日とりましょう!

オメガ6系油脂は スナック、チョコレートなどにも含まれていますので、原料表示を確認しながら、減らすようにしましょう。減らすのが望ましい油脂:植物油脂、マーガリン、ショートニング、ファストスプレッド

悪玉活性酸素除去

炎症が起きているときは、活性酸素が発生しています。VCやVEを含む食事や野菜やナッツの摂取も役立ちます。効果的に活性酸素を除去するなら、水素吸引をお勧め。水素は活性酸素と結合して、水として体外へ排出を促します。

ウエラボ頭痛整体院では頭痛患者さんに水素吸引をした80%の方が痛みが軽減したと回答されていますし、副作用の報告は一切ありません。

 

以上、原因と対処方法を紹介してきました。思春期のお子さんの体調は敏感に反応しやすいので、焦らずじっくりと!ご両親の理解がなによりもお子さんを安心させるお薬です。

できることから、一歩ずつ 進みましょう!

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