テーマ: “頭痛の持続と感じ方の大切さ”  頭痛が長引く人は、痛みが軽くなっても喜ばない。

テーマ: “頭痛の持続と感じ方の大切さ

頭痛が長引く人は、痛みが軽くなっても喜ばない。

頭痛が長引く人々の中には、痛みの持続や軽減に対する独自の感じ方が存在します。このような感じ方は、慢性痛の改善において極めて大きな影響を与えます。私たちは、その感じ方を改善することで、頭痛の苦痛かから解放される大きな助けになります。

こんにちは、山梨県甲斐市のウエラボ頭痛整体院の院長、木村友浩です。本日は、頭痛に悩む方々が共有する特定の感じ方についてお話しします。これに対処することは、痛みの管理と生活の質を向上させる最大の鍵かもしれません。

頭痛の持続と軽減の関連性

頭痛が長引く人に共通する思考の1つに、痛みが「ある/ない」にこだわることです。この現象を具体的な例で説明します。

治療を受ける前、毎日頭痛の強さが7~8(0~10max痛い)あったと仮定しましょう。しかし、治療を受け始めてから4週間後、頭痛の強さは3~5に軽減し、頭痛を感じる日は週に4、5日だったとします。

この状況に対する感じ方は2つあります。

Aさん: 4週間で頭痛の強さが半分ぐらい軽減して、頭痛のない日もあった。すごい効果を実感している!

Bさん: 4週間も治療を受けているのに、まだずっと頭痛が続いている。どうなっているの?

さて、あなたはどちらのタイプに該当するでしょうか?

Aさんは、痛みの軽減度合いに注目しており、改善を実感しています。痛みの部分的な軽減や効果があることに着目し、この治療に自信をもって取り組みだしています。その結果、自己信頼感を高め、改善に向かう大切な一歩となり始めています。

一方、Bさんは「まだまだ痛い」と痛みの有無に固執しています。彼は完全にずーっと「痛くない」状態にならなければ、成果とみなさない傾向にあり、痛み軽減だけでは全く満足できないと感じています。

 

感じ方の違いと改善の可能性

痛みに対する感じ方が、痛みの管理に大きな影響を与えます。改善の度合いに焦点を当てることで、良くなる自分を想像できて、痛みの改善に向けて好循環を生み出すことが可能です。

「夏休みがもう半分終わっちゃった」と考えるか、「まだ半分、2週間もある」と考えるか、あなたはどちら派でしょう?

頭痛が完全に消失しなくても、その小さな改善に着目し続ければ、新たなよりよい自分を見つけ、より幸福な日々を楽しむ手助けになるはずです。

思考・行動のパターを変えることは容易ではありません。でも、確実に改善の一歩を踏みだせます。一人でなやまず、是非ご相談ください。治らない頭痛で困っていらっしゃる方のお力になれればうれしいです。ご質問やコメントをお待ちしております。

メール: wellabozutu@gmail.com
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