慢性頭痛の基礎４ホメオスターシス - 甲府くすのき頭痛整体院

慢性頭痛の基礎　４　ホメオスターシス

片頭痛は　緊張型頭痛を起点とした進行性の疾患である

【片頭痛は、緊張型頭痛を起点とした進行性の疾患である】というテーマに、「えっそうなの？」と疑問に思う人がいるかもしれません。

痛みを呼吸で改善する専門家　山梨県　甲斐市のウエラボ頭痛整体院　木村友浩です。頭痛の治療と予防をするうえで、役立つ考え方をお届けしています。

片頭痛は遺伝病と片付けるより、日常の様々なストレスにより恒常性（ホメオスタシス）が破城する過程で発症・進行すると考えた方が、セルフケアが容易になります。

今日も田草川の過去ブログからホメオスタシスと頭痛についての抜粋・修正加筆してご紹介します。以下参照

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片頭痛は、緊張型頭痛に、生活習慣の問題点（ストレス）が重なることによって片頭痛へと進行、最終的に「慢性片頭痛」という難治な段階に至る

この進行過程は、約３割が自然に治癒し、約４割が症状は変わらず、残り３割が慢性化し増悪します。

１．環境に対する適応し、ホメオスターシスを維持できた3割は、自然治癒します

２．”セロトニン神経系”、”生理活性物質”、”腸内環境”に問題点が持続した４割の方は、症状が変わらず、発作が繰り返されます

３．脳過敏・慢性化の要因が加わった２～３割の方々が慢性化に至ってきます。

片頭痛を進行・慢性化させないためには、自分の生活習慣に気を配り、問題があれば、その都度改善に努める必要があります。

当院実施している重要な施術やセルフケアとして呼吸法がありますが、その目的はセロトニン活性を上げて、不調を改善することです。

特に、片頭痛患者でお悩みの方はセロトニン神経機能が低下していることが根底にあります

痛みを取ることだけでなく、生活習慣、運動・呼吸の改善を継続することで頭痛体質を改善すること最終目標にしています。

【ストレスは慢性頭痛を増悪させる】

健康的な生活は「ホメオスタシス」によって維持され、体内時計により刻まれ、ミトコンドリア・セロトニンにより制御されています。脳に異常のない「慢性頭痛」は「不健康な生活を送っている」という生体の警告サインである

「ホメオスターシス」の維持には自律神経、内分泌系、免疫系の3 つの働きが関わっています。ストレスは、「ホメオスターシス」を乱す根源になります

ストレスは自律神経を失調させ、内分泌系を乱し、免疫力も低下させてしまいます。

【自律神経系に影響する“セロトニン神経”が低下させる生活習慣】

これらが重なると、「脳内セロトニンの低下」が引き起こされ、自律神経系の調節が乱れます

【内分泌系機能（ホルモンバランス）を低下させる生活習慣】

必須脂肪酸のオメガ３とオメガ６から　内分泌ホルモンに相当する”生理活性物質”が作られます。

オメガ３とオメガ６バランス悪いとエイコサノイド/プロスタグランジンのバランスを乱れます。

また、オメガ３とオメガ６脂肪酸は生体膜（細胞膜）を構成していることから、この摂取バランスが悪いと、ミトコンドリアの機能・セロトニン神経系の機能にも悪影響を及ぼします。その結果、細胞機能のバランスを欠くことになります。

【免疫系機能に影響する腸内環境を低下させる生活習慣】

以上のように、自律神経系、内分泌系、免疫系のどれかに問題を生じてくれば、極く軽度の頭痛が発症します。更に、新たに別の系に問題が発生すれば、頭痛の程度も増強してきます。全てに問題が起きホメオスタシスが破綻すると、難治の”慢性頭痛”を発症します。

今日の内容は、頭痛に限った話ではないと思いませんか？そうなんです、頭痛を治す過程で、体調がよくなったり、不妊が解消したり・・・・

頭痛は体調低下のアラームだということを再度認識しています

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

次回は、腸内環境についてお話します

昨日は七夕でした。昨晩は曇っていましたが、頭痛が改善して、皆さんの願いが叶いますように！

頭痛、めまい、なんとなく不調などお薬が効かない、お薬を減らしたい方は、ご相談ください、お待ちしています。

メール：wellabozutu@gmail.com

ライン：@066ljgcp

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