慢性頭痛の基礎② ミトコンドリア

甲斐市、甲府市、南アルプス市、中央市の皆さん こんにちは!  

痛みのと呼吸の専門家 山梨県 甲斐市のウエラボ頭痛整体院 木村友浩です 

 

当院では、頭痛をはじめ、めまいや自律神経の乱れからくる不調、特に起立性調節障害やうつなど、お薬でなかなかよくならない慢性不調でお悩みの方をサポートしています。

当院実施している重要なセルフケアとして呼吸法がありますが、この鼻と口で行う呼吸以外にも重要な呼吸があと2つあります 。それは内呼吸と呼ばれる細胞レベルで行われる呼吸と脳脊髄液の流れを作る脳の呼吸です 

 

細胞レベルで行われる呼吸とはミトコンドリアが酸素や栄養を使って、我々のエネルギーであるATPを作るプロセスです 。このATPが不足することで、多くの機能が低下して、体を正常に維持することができないくなります 

ミトコンドリアの機能低下=各種症状の原因 といっても過言ではありませ。 特に片頭痛はミトコンドリアの機能低下が原因の一つと考えられています 。

今日も田草川先生の過去ブログから重要な部分を拾ってお届けします。全文は以下はご参照ください 

https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12186595988.html?frm=theme 

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ミトコンドリアは、私達の体を構成する細胞の中にあり、食事から摂取した栄養素から生きる為に必要なエネルギーを作り出しています。 

エネルギーを常時たくさん使う細胞であるほど、ミトコンドリアの数が多く存在し、ミトコンドリアは、私たちの活力源ともいえるものなのです。 

そして、私達が日中活動している際に、常時活動している神経系がセロトニン神経系です。 

このようにエネルギーを常時たくさん使うセロトニン神経系は、ミトコンドリアの働きが悪くなりますと、同時にセロトニン神経系の働きまで悪くなってきます。 


健康的な生活とは、生まれつき体に備わっている「生体リズム」に沿った生活を意味しています。 

この生体のリズムは「ホメオスターシス」によって維持され、「体内時計」により刻まれ、「体内時計」は先程の「ミトコンドリア」・「セロトニン神経系」により制御されています。 


ミトコンドリアは、全身を支え、姿勢を整える筋肉グループ「抗重力筋群」に多く存在し、ミトコンドリアの働きが悪くなれば当然のこととして「体の歪み(ストレートネック)」引き起こしてきます。 


 私達の生活環境は活性酸素に満ち溢れており、ここ50年間の間のうちにミトコンドリア自体の働きが人間界において、悪化していることから、脳内セロトニン低下と相まって、体の歪み(ストレートネック)を引き起こしやすい状況にあります。 

 すなわち、脊椎起立筋群に対して、ミトコンドリアの働きの悪さは、筋肉そのものへの関与、さらに脳内セロトニンは、神経系の要因として、関与しています。 こういったことから、現代では、ストレートネックが日常茶飯事にみられるようになってきました。 

 


慢性頭痛を引き起こす原因として、以下の3つがあります。 

1.「ホメオスターシスの乱れ」

2.「体の歪み(ストレートネック)」 

3.ミトコンドリア、セロトニン神経系 


慢性頭痛の原因とされる3つの要因はすべて、ミトコンドリアと関与しています。 

 

片頭痛は後天性ミトコンドリア病と考えるべきものです。すなわちミトコンドリアの機能が低下する病気です。 (先天的なベースももちろん関係しまそれだけでは発症しない)

水や食生活、放射能汚染や環境汚染、有害物質の蔓延などや酸素不足などを原因として、後天的に発症するミトコンドリア病です。 

ミトコンドリア病の大部分は不規則な生活や摂取する栄養面の偏り、薬の乱用によって引き起こされます。 

片頭痛はマグネシウム不足”、その他の要因によってミトコンドリアの機能が低下する病気(頭痛)です。

片頭痛は生まれつきミトコンドリアの働きが悪く、この働きの悪さの程度が ミトコンドリアDNAによって先祖代々、継承されます。 

そして、この「ミトコンドリアDNA」は、「生活習慣の要因」と「外部の生活環境の要因」によって時々刻々変化していくものです。 

  • 片頭痛は、生まれつき「ミトコンドリアの働きの悪さ」がある 
  • 生活習慣(とくに食生活)が原因で、エネルギー産生の際、活性酸素が産生される 
  • 外部の生活環境によって増加した活性酸素が、自分のミトコンドリアを傷つける 
  • その結果「ミトコンドリアの働きが低下」⇒「酸化ストレス・炎症体質」を形成する 

 この一連の流れは、生活習慣病そのものということになります 

  

「酸化ストレス・炎症体質」は長い間の生活習慣などにより起こり、直ぐに治るようなものではありませんし、特効薬などはありません。 

  • トリプタン製剤(片頭痛の専門薬)は「酸化ストレス・炎症体質」を改善するものではない
  • 片頭痛発作の都度、トリプタン製剤で誤魔化していると、「酸化ストレス・炎症体質」は悪化する 可能性がある


以上の点を踏まえれば、生活習慣および生活環境の改善がによって低下したミトコンドリアの機能を回復させる方法を知ることが、片頭痛を改善させるための必須の知識となってきます。  
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以上 田草川先生のブログから一部抜粋・引用加筆いたしました。 

 

当院では、施術を含めて、セルフケアとして、食事療法と呼吸法などは、ミトコンドリアの活性を高め、セロトニン産生をあげることをテーマに実践を提案しています。

以上、今回も最後までお読みいただきありがとうございました 

 

次回は、セロトニン神経につて もう少し詳しくお話します 

甲斐市、甲府市、南アルプス市 地域の健康づくりをサポートしています 

頭痛改善・自律神経の専門家 ウエラボ頭痛整体院 木村友浩でした。