ミトコンドリアを活性化する7つの習慣 その③ よく噛む

ハロウィンが先日終わったら、もう店先はクリスマスの準備に入っています。100均に行くと季節感がよくわかりますね。つい先日真っ赤な紅葉がきれいだった甲斐市市役所にあるイタヤカエデが昨日はもう半分ぐらい葉が散っていいました。

 

暑いようですが、季節は進んでいます。寒くなると肩こり、冷えが加わり、頭痛やめまいが起きやすくなります。しっかり対策していきましょう。今日は、最近ご無沙汰していた ミトコンドリアを活性化する7つの習慣その③として、「噛む」ことのメリットを解説していきます。ぜひ実践して頭痛予防してくださいね

こんにちは!山梨県甲斐市で頭痛・めまい患者さんの治療・サポートを行っていますウエラボ頭痛整体院 院長 木村友浩です。 このブログでは、慢性頭痛の原因、対策を田草川良彦先生および有田秀穂先生の書籍、ブログも参照させて頂きながら情報を発信しています。 

1.ミトコンドリアを活性化!「よく噛む」驚きのメリット

ミトコンドリアの活性化はセロトニン分泌を活性化するという意味で頭痛患者にとってはは特に重要になります。「よく噛む」ことが、実はミトコンドリアを活性化に役立つ習慣一つであるとしたら、やらない選択はないですよね。このシンプルな習慣がミトコンドリアへ与える様々なメリットについても、具体例も交えてご紹介します。

・唾液の分泌が促進される

よく噛むことによって、唾液が沢山分泌されます。唾液には、アミラーゼと言う酵素が入っていて、食べたものを消化することを助けてくれるほか、成長ホルモンも含まれています。この成長ホルモンは、傷ついた細胞を修復したり、新陳代謝を促し老化防止するなどミトコンドリアを守ってくれる要素があるからです。 すなわち、唾液の量が多いと、それだけミトコンドリアが守られ、数が減るのを防いでくれると言うことです。

・血流の向上と酸素供給の増加

噛むことによって、顔面の筋肉が活発に動き、顔の血流が増加します。これが全身の血液循環を促進し、酸素供給が向上します。十分な酸素がミトコンドリアに供給されることで、効率的なエネルギー生産が期待できます。

・脳の活性化

噛むことは、脳を刺激し、脳の活性が高まり、神経伝達物質のバランスが整いやすくなります。脳が活性化することで、ミトコンドリアへの指令もスムーズに伝わり、エネルギー産生が促進されます。

・摂食行動のコントロールとメタボリズム向上

よく噛むことは、食事の摂取スピードを遅らせ、脳に食べ物を十分に感じさせる効果があります。これが満腹感を早めに感じさせ、過食を防ぎます。また、消化酵素の適切な分泌を促し、代謝が向上することでミトコンドリアのエネルギー産生が効率的に行われます。

・ストレスホルモンの抑制とリラックス効果

噛むことは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する働きがあります。リラックスした状態がミトコンドリアの正常な機能をサポートし、細胞の老化を遅らせる効果が期待されます。

2.「よく噛む」とセロトニン産生が促進と!

「よく噛む」ことはセロトニン分泌と密接な関係があります。セロトニンは脳内で生成される神経伝達物質の一種であり、心の安定や幸福感、食欲の調整、睡眠の規律などに影響を与える重要な役割を果たしています。頭痛患者にとっては痛みの緩和、姿勢の保持、片頭痛の予防には欠かせない物質です。

セロトニン研究の第一人者の有田秀穂先生はリズム運動がセロトニン産生に効果があると述べられています。特に呼吸を意識したリズム運動 例えばウォーキングなど。また簡単にだれでも毎日できる『咀嚼運動』噛む ことはリズム運動としても効果的です。

3.まとめ

現在の日本の食卓は、白いご飯や柔らかいパン、箸でちぎれるとんかつなど柔らかい食品だらけです。「一口30回噛むとよい」とよく言われますかなかなか続きませんよね。 10回でも15回でもよいので、今より多く噛むことを意識したり、玄米や固いお煎餅、赤身のしっかりしたお肉などを取り入れるのよいかもしれませんね

よく噛むことでミトコンドリアが活性化する➡脳内セロトニン神経が活性化する➡セロトニン分泌が促進される➡頭痛予防的に働く これをイメージして、よく噛みたくなる?意識づけが重要かなと思います。

 

今日は片頭痛予防に不可欠なミトコンドリアの活性化のために習慣その③「よく噛む」についてお話しました。できることからコツコツと!!

最後までお読み頂きありがとうございます。次回はミトコンドリアを活性化する7つの習慣 その④「寝る」「睡眠」について、考えてみたいと思います。

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