5月31日 麦秋至へ芳醇なときが、豊潤な状況をもたらす

5月31日 暦は、小満の中でも紅花栄(べにばなさかう)から麦秋至(ばくしゅういたる)へと移り変わるタイミングにあります。秋に蒔いた麦はこの時期に黄金色に変わり収穫を迎えます。以前は、私の住む北杜市の自宅周辺でも麦畑がみらたものです。

青空と麦畑

今日のご利益行動:バラの香りを楽しむ

今日のテーマは「芳醇なときが、豊潤な状況をもたらす」です。芳醇とは、良い香りが楽しめる状態を指し、豊潤とは、豊かで潤いがある状態を意味します。香りを楽しむことが、豊かさを引き寄せる鍵となります。今日はバラの香りを楽しむことで、豊かさへのスイッチを入れましょう。バラの香りは、心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。このタイミングでバラの香りを楽しむことが、豊かさへの扉を開く一歩となります。バラの香りがちょっと苦手という人は、好みに応じて他の香りでも構いません。できれば天然の香りを選んでください。

暦からのメッセージ:色彩から嗅覚、触覚への移行

紅花栄から麦秋至への移行は、視覚から嗅覚、触覚への移行期でもあります。視覚は短時間に多くの情報を得られる反面、惑わされやすいのです。手品がその良い例で、視覚の欠点を利用しています。一か所を凝視していると周辺は見えているはずなのに、認識できないことはよくあります。一方、香りや触覚はより直感的で深い感覚を刺激します。この時期は、香りや触感を大切にして過ごすことで、より豊かな時間を過ごせます。

今日のご利益フード:甘夏

今日のご利益フードは甘夏です。甘夏はその甘み、酸味、そして爽やかな香りを楽しむことができます。旬の甘夏を味わい、五感でその魅力を感じることで、心も体もリフレッシュできます。

甘夏を使った爽やかなサラダのレシピをご紹介します。

材料:甘夏:1個、リーフレタス:適量、ルッコラ:適量、アボカド:1個、クルミ:適量、フェタチーズ(または好みのチーズ):適量、ドレッシング:オリーブオイル:大さじ2、バルサミコ酢:大さじ1、ハチミツ:小さじ1、塩:少々、黒コショウ:少々。甘夏の皮をむき、果肉を取り出します。薄皮も取り除き使ってみてください。

  1. リーフレタスとルッコラを洗い、水気を切ります。
  2. アボカドは種と皮を取り除き、一口大に切ります。
  3. クルミは軽く砕いておきます。
  4. 大きめのボウルにリーフレタス、ルッコラ、アボカド、甘夏の果肉を入れ、軽く混ぜます。
  5. ドレッシングの材料を混ぜ合わせ、サラダにかけます。
  6. 最後にクルミとフェタチーズを散らして完成です。

頭痛と香り、柑橘類の関係

香りにはリラックス効果があり、頭痛の軽減にもつながることがあります。特にバラの香りは、ストレスを和らげ、緊張をほぐす効果があるため、緊張型頭痛の緩和に役立ちます。また、柑橘類の香りも頭痛の軽減に役立ちます。例えば、オレンジやレモン、グレープフルーツの香りにはリフレッシュ効果があり、気分を明るくする効果があります。柑橘類に含まれるリモネンという成分は、神経をリラックスさせ、ストレスを軽減する効果があります。これにより、緊張性頭痛の予防や軽減に役立つとされています。

香りが生活に役立つエピソード

私自身も、日々の生活の中で香りの力を感じています。特に、仕事で疲れた時やストレスが溜まった時に、ヒノキの精油やお香をおよく利用してます。頭痛患者さんの中には、香りが苦手、好みも違うものを嗅ぐと頭痛を誘因してしまうこともあります。整体院での利用やご紹介が難しので、ご自身で試してみて気に入ったものを利用してみてください。

私は、柑橘系の香りが好きなので、グレープフルーツの香りのボディソープを使うと、気分が爽快になります。洗髪後は柑橘系の整髪料、仕事の合間にレモンのエッセンシャルオイルをデスクに置いておくなど利用しています。香りを生活の中で取り入れられることで、豊かさが感じられます。ぜひ、皆さんも自分に合った香りを見つけて、日常生活に取り入れてみてください。
最後の、自分の好みの香りと他人の好みは違うので、『香害』を起こさないようにご注意ください。