走るとお腹が痛くなる君へ

「走るとお腹が痛くなる君へ

〜ボックス呼吸×整体×漢方の整え方〜


こんにちは。甲府くすのき頭痛整体院の木村友浩です。

高校生のサッカー部や陸上部など、運動量が多いアスリートの中には、
「走るとお腹が痛くなる」という悩みを抱えている人が少なくありません。

先日来院された高校1年生のサッカー少年も、まさにそんな悩みを抱えていました。


🌀 なぜ「走るとお腹が痛くなる」のか?

いわゆる「差し込み」や「ランナー腹痛」と呼ばれるこの症状は、
以下のような原因が複雑に絡んでいると考えられています。

✅ よくある原因

  • 呼吸が乱れて、**横隔膜が痙攣(けいれん)**する

  • 運動中、筋肉に血流が集中し、胃腸の血流が低下する

  • 緊張や不安で、自律神経が乱れ、腹部が過敏になる

  • 食後すぐの運動、冷たい飲み物、ガスのたまりやすい食事など


🎯 予防のカギは「呼吸のコントロール」

呼吸が浅く速くなり、息を止めたまま走ってしまうことで、
お腹まわりの緊張が高まり、内臓や筋膜に“ねじれ”や“突っ張り”が生じます。

だからこそ、呼吸を安定させる習慣を持つことが予防の第一歩になります。


✅ ボックス呼吸法とは?

おすすめしたいのが、ボックス呼吸法(Box Breathing)
これは、呼吸を4つのステップに分けてリズムよく行う方法です。

🟦 4つのステップ(基本は4秒ずつ)

  1. 口から4秒かけて吐く

  2. 吐ききってから4秒止める

  3. 鼻から4秒かけて吸う

  4. 吸い終わってから4秒止める

→ これを4〜6サイクル繰り返します。
→ 練習前・朝起きたとき・試合前のルーティンとしておすすめ。


🌬️ 効果

  • 横隔膜・呼吸筋の柔軟性とコントロール力がUP

  • 内臓の揺れや緊張を抑え、腹痛を予防

  • 自律神経が整い、緊張やプレッシャーにも強くなる


🧪 実際に処方されていた漢方「小建中湯」

この高校生には、病院で**「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」**という漢方薬も処方されていました。

私は医師でも薬剤師でもありませんので、この薬の効用を調べてみました。

🌿 小建中湯とは?

  • お腹の痛み、冷え、疲れやすさなどをサポートする漢方

  • 胃腸が弱い、緊張しやすい、ストレスが腹部に出やすい体質に合いやすい

  • 「気」を補い、お腹を内側からあたためる働きがあるとされます

この子のように、神経が張ってお腹が緊張してしまうタイプの方にとって、
呼吸法や整体との相性はとても良いと感じました。


🧘‍♂️ 呼吸・整体・漢方の“トリプルサポート”で整える

「薬だけでなく、自分の体の使い方を知る」ことが、
根本的な再発予防やパフォーマンス向上につながります。

🔹 1. ボックス呼吸法(呼吸の土台をつくる)

→ 腹圧・横隔膜・自律神経の調整

🔹 2. 腹部のストレッチ&リリース

→ 腹斜筋・腸腰筋・体幹の柔軟性向上

🔹 3. 小建中湯(体質に合えば内臓からケア)

→ 内臓への血流・緊張緩和・消化力のサポート


🌱 ご家族へメッセージ

「また痛くなったらどうしよう」という不安が強いと、
それがきっかけで本当に痛みが出てしまうこともあります。

呼吸法・体のケア・生活のリズムを整えることで、
少しずつ「痛みが出にくい体と心」を育てていけます。


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※本記事は医療行為や処方を勧めるものではありません。服薬中の方は医師の指示に従ってください。