
1月20日:小寒から大寒へ、過去を未来の糧にする日
おはようございます!甲府くすのき頭痛整体院 です
1月20日は小寒から大寒へと切り替わる節目の日です。大寒は一年で最も寒い時期ですが、春の兆しが少しずつ近づいていることを感じさせる季節でもあります。今日は、この自然の節目に合わせて、自分の心の中にある「過去の苦い経験」と向き合い、それを未来への「学び」に変える一日にしてみましょう。
七十二候:欵冬華(ふきのはなさく)
この時期の七十二候には、厳しい寒さの中で少しずつ春を感じさせる自然の営みが描かれています。
- 欵冬華(ふきのはなさく):冷たい地面からふきのとうが芽を出し、生命力を感じさせます。寒さに耐えながらも新しい芽吹きを準備する姿は、私たちが困難を乗り越える力を象徴しているかのようです。
今日のご利益行動:「苦い経験」と向き合う
誰の心にも、「思い出したくない」と封印したくなるような苦い経験があるものです。そうした出来事が「失敗」として記憶に残っていると、無意識のうちに負の感情が日常の行動や考え方に影響を及ぼしてしまいます。しかし、過去をただの「失敗」と捉えるか、「学び」に変えるかで、未来の自分は大きく変わります。
今日はあえて過去の苦い経験を振り返り、その中から学びを見つける時間を取ってみましょう。
私の体験:苦い経験が教えてくれたこと
若い頃、私は休日のたびに片頭痛に悩まされていました。当時付き合っていた女性とのデート中でも頭痛が起き、無理に笑顔を作って楽しそうに振る舞っていました。しかし、ある日彼女に「いつも不機嫌そうな顔をしているよね?」と言われ、私は思わず「●●さんと一緒にいると頭が痛くなる」と口にしてしまったのです。その言葉が引き金となり、結局私たちは別れることになりました。
彼女のことを「運命の人」と思っていただけに、この別れは私にとって深い痛みと後悔を残しました。それでも、その苦い経験を振り返る中で、自分の体質や感情への向き合い方について多くのことを学びました。
また、子どもの頃も頭痛に悩まされていましたが、そのたびに父から「怠けている」と叱られ、次第に「弱みを見せない」「弱音を吐かない」「他人に頼らない」という生き方をするようになりました。しかし、振り返ると、それが自分の心と体に大きな負担をかけていたことに気づきました。
苦い経験を学びに変える3つのステップ
- その時の感情を認める
- 辛かった、悔しかった、悲しかった…その時に感じた感情を思い出し、素直に認めてあげましょう。
- 「あの時、私はこう感じていた」と言葉にするだけで、心が少し軽くなることがあります。
- 学びを見つける
- その経験を通じて気づいたこと、得たものを振り返りましょう。
- 例えば、私は「自分の体調を理解し、言葉で伝えることの大切さ」や「感情に任せた言葉がどれだけ大きな影響を与えるか」を学びました。
- 未来の糧にする
- 過去の経験を「失敗」として残しておくのではなく、未来に活かせる「材料」として捉え直しましょう。
暦が教える心の切り替えのタイミング
今日は小寒から大寒へと移り変わるタイミングです。この節目に、過去を振り返り、「良くない材料(失敗)」を「良い材料(学び)」へと変換してみましょう。過去の経験が未来を形作る大切な一部となることで、これからの日々がより豊かで前向きなものへと進んでいきます。
本日のご利益フード:春菊
春菊は、寒さの中で鮮やかな緑を保つ冬の葉野菜です。独特の香りにはリラックス効果があり、体を温め、心を落ち着かせてくれます。鍋物やサラダに取り入れて、心も体もポカポカにしましょう。
まとめ
1月20日、大寒という節目の日に過去を振り返り、「学び」を見つけて未来への糧とする時間を持ってみませんか?過ぎ去った経験をどう捉えるかで、これからの未来が変わっていきます。
今日も素敵な一日をお過ごしください!✨