いま ここ 自分の位置を聞く

1月16日 小寒 雉始雊(きじはじめてなく)

おはようございます、甲府くすのき頭痛整体院木村友浩です。今日もブログをご覧いただきありがとうございます。

1月16日、小寒の季節も本格化し、これから5日間は「雉始雊(きじはじめてなく)」という言葉が暦に現れます。この候、雉が鳴き始めるといわれています。雄雉の声は春の訪れを告げるものですが、一方「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺を思い起こしました。


雉も鳴かずば撃たれまい

この言葉は、余計なことを言わなければ災難を招かないという戒めですが、反面、自己表現や行動することのリスクも示唆しています。
たしかに、何もせず黙っていれば危険は少ないかもしれません。しかし、それでは新たな挑戦や成長の機会を逃してしまうことにも繋がります。


プロ野球・佐々木朗希選手の話題

最近話題となっているプロ野球の佐々木選手。MLBを目指していたものの、その態度が米国関係者から批判され、険しい道のりになっているようです。選手としての素質はもちろん素晴らしいですが、海外で成功するには、技術だけでなく人間性やコミュニケーションも重要であることが分かります。


野茂英雄さんと岡本綾子さんに学ぶ

私が尊敬する野茂英雄さんと岡本綾子さん、日本での確固たる実績を手放し、単身米国へ挑戦し、その後大きな成功を収めました。
当時、海外挑戦が当たり前ではなかった時代に、お二人とも自らの信念を貫き、リスクを背負いながら、その後すばらいい実績を積み重ねられました。日本を後にする際は、大変な批判やバッシングもあったようですが、それでも夢を追い求め、苦労の末に得た成功は今でも多くの人々に希望を与えています。


これからの世代へのメッセージ

野茂さんや岡本さんのような先駆者がいたおかげで、今の若い選手たちは初年度から十分な報酬の提示も受けられ、海外挑戦へのハードルも低くなりました。しかし、「本当にやりたいこと」を成し遂げるには、リスクを恐れず行動することも大切です。


今日のご利益行動:「聴覚に頼る」

現代の私たちは視覚情報に頼りがちです。スマートフォンやパソコン、テレビから絶え間なく流れ込む視覚情報に囲まれ、五感の中でも視覚に多くを依存していることが少なくありません。
今日は意識して「聴覚」に頼る時間を作ってみてください。

目を閉じることで、外界からの視覚情報が遮断され、今まで気づかなかった音や感覚が鮮明に感じられるかもしれません。耳を澄ませば、風の音や鳥の声、自分の呼吸さえも、新鮮な体験となるでしょう。

こうして「今ここ」に意識を向けることで、本来の感覚や自分自身の内面と向き合う時間を作れます。それはきっと、心を整え、充実した一日をもたらしてくれるはずです。


雉が鳴く春を待ちながら

雉の鳴き声に春の訪れを感じるこの季節。新しい挑戦をする勇気を思い起こさせてくれる諺や、偉大な挑戦者たちの姿を胸に刻み、私たちも一歩を踏み出すチャンスです。
そして、視覚を一時手放し、聴覚に身を任せる時間を作ることで、心を穏やかに整えるひとときを楽しんでみてください。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。ちなみに私の今年のテーマは『挑戦』です